23/fév/18

晴、曇?

 

左肩の調子がおかしい。

 

 

高校三年生の私が今の私を見たら嫌な人間になったなと思うんだろうな。高校三年生の私が私の全てだ(「おもひでぽろぽろ」で小学校五年生の彼女が彼女にとっての鍵であったように)。

愚かで気高く美しかった心。

Tさんと知り合って、Tさんになりたいと思っていた。一方では心も身体もボロボロで頭痛薬や睡眠薬を過剰摂取していた。夜の住宅街や川べりを目的もなく歩き回った。光と陰がどろどろに入り混じった一年間だった。

今の私にあんな恐怖や苦しみはもうない。人に拠り所を求めることを覚えてしまったからだ。

高校三年生の私にとってTさんは眩く冷たい不可侵の光だった。Tさんに触れることのできない私は決定的に孤独だった。その孤独は幸せだった。沼のような孤独の中で、清らかだった私はTさんに恋していた。でも今の汚い私はTさんを恐れている。Tさんを恐れるようになったのはいつの頃からだろうか。Tさんと口もきけなくなってしまったのはいつの頃からだろう。

気高い少女だった私の最後の記憶…

私が高校を卒業した春、TさんとKさんと三人で中野に行った。まんだらけを見て喫茶店で三人でハンバーグを食べた(Tさんは煮込みハンバーグ、Kさんはフォアグラのソテーの乗ったハンバーグ、私は和風ハンバーグ)。Tさんは焼肉を食べさせてくれるつもりだったのだけれど、私が前の晩Dと焼肉を食べたと言ってしまったのでTさんは別の店を探してくれた。遠回りで、散歩をしながら駅の反対側へ行った。喫茶店でTさんは「ここのかぼちゃプリンは美味しいんだよ。絶対食べなきゃだめだよ」と言った。とても大きくてとても美味しいプリンだった。外では桜の蕾が膨らんでいて、春の冷たい風はきらきらと渦巻いていた。

 

あの頃の私を呼び戻したい。

知識も経験も増え今の自分は自分にとってあの頃より面白い人間になったと思うけれど、心に宿っていたあの硬質の輝きは…

 

 

 

 

 

++

 

架空の少女たちの神々しさ。

 

先に乗るねと微笑んだ電車のなかでは
くちびる少しふるえているの
切なく走る想い

気持ちだけでも伝えたい
それができるなら
硝子に指で名まえをひとつ
吐息で書いたりしない

青く透明な私になりたい
友達のままであなたの前で
隠しきれない 胸のときめき
誰にも気付かれたくないよ
こころ透明な私を返して
友達なのにあなたが好きだと
隠しきれない 忘れられない
秘密かかえて窓にもたれた

流れる景色変わること一筋の涙
あくびのふりで誤魔化してみる
上向いて外を眺め

側にいるからつらくなる
優しすぎるのと
あの娘が話すあなたの癖を
知ってる事がつらい

いつか結ばれる夢を見たくなる
恋人達は引き合うものだと
勝手な願い 苦しい望み
誰にも気付かれたくないの
こころ結ばれる夢が見たかった
恋人達のしあわせ手にする
勝手な願い ごめんねきっと
私だけのひそかな Love marginal

最初出会ったあの日がいまも消えない
どうして記憶の中で輝いてるの?

青く透明な私になりたい
友達のままであなたの前で
隠しきれない 胸のときめき
誰にも気付かれたくないよ
こころ透明な私を返して
友達なのにあなたが好きだと
隠しきれない 忘れられない
秘密かかえて窓にもたれた

ラブライブ!"Love Marginal"