2019-04-18,Thu.

白く燃えさかる氷の炎みたいだったあの頃の私はもうどこにもいない。

無垢で純粋で情熱的で愚かで残酷で美しかった私の心はどこかへいってしまった。

 

真正面から自分の心を覗き込み傷ついて踠くことなんてもうできない。

 

コノテガシワの実みたいなトゲトゲゴツゴツした何色とも言えないような粒が、胸郭いっぱいに詰まっているのを感じる。

恐怖や痛みから目を逸らす度に喉の奥に結晶し、生唾を飲み込むごとに胸へと落ちてゆく。

 

 

いま静止している私はでもどこかでまたあの頃みたいに疾走したいと願っている

どんなにつらくてくるしくて血と涙を流し続けることになっても、少しでも透明に近づきたいのだ